農家でチーズを。。 

南房総の真中で最近はもっぱらチーズ作りに励んでいます。

2012年11月の記事

先日産まれたメスの逆子の仔牛。
金曜日に、なくなりました。

どこまで書けるのか。
ブログという特性上、明確には表現できませんが、
牧場の様子を伝えたいという目的から触れたいと思います。

水曜日、仔牛は朝に逆子で産まれました。
お産が始まる母胎の様子も何だかいつもと違い、普段出ていない膜のようなものが出ていました。
(それが何だったのかは解明していません)

異常に気づいたのは、仔牛の初乳の飲みが悪かったことから。
ということで、いつもと違うという感覚はみんなが持っていました。
単に食欲のない仔牛もいるので様子を伺っていました。
それが金曜日の早朝には息が荒く、首があげられない状態に。そのため、すぐに獣医さんに電話をし、来てもらいました。
肛門から調べてみると、腸がつながっていない可能性があると。
便や通常あるはずの粘液がないと。

仔牛の息は荒く、お腹はぱんぱんに膨張しています。
結局助けられず、午後に、細かく調べて頂きました。

やはり腸が途中で切れている状態。

症状としては先天的な腸閉鎖ということになり、そのような場合合併症状もあるということで、手術等を行っても助けられなかっただろうと。

傍らで見ていて、生物の身体は、本当に精密で緻密で、正常な状態が奇跡のようだと思いました。神秘的でさえあります。
一つ一つの器官が、よくぞその機能を担って発達してこの世に誕生してくるのだろう、と。

御義父さんはもう50年も牛飼いをしています。
毎年40産近くを何十年も積み重ねています。

数々のお産の中には色々なケースがあったことも教えてくれます。

どうか、
生き物が、
みんなの喜びの中で、
幸せな形で誕生し、
成長していくことを、
願うばかりです。
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は~(>_<)

糞尿関連記事です。
だめな方はスルーでお願い致しますm(_ _)m。

うちには6匹ネコがいます。
そのうちの1匹はるちゃんがやってくれました。。

最近はお外とお家を自由に出入りさせています。
以前、子どもを産んだ頃は、なんだか神経質になり、そのころにいたネコちゃんには、「外に出た~!」と大騒ぎし、ちょっとでも外に行ったらシャンプーをしていた頃もあったんです。
でも、最近は、こういう自然いっぱいの所に生活しているのに扉を閉め切っているのは何だかなぁと思うようにもなり・・・行っておいで~、おかえり~と、出入り自由です。

そしたら、はるちゃん、
子どもたちのお迎えに行ってるルスの間に、
フレッシュう○こにドボンしたらしく、(住まいの目の前に牛舎も堆肥舎もございます)


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こんな状態に(T_T)。
そして、びしょびしょで、もみがらやら乾牧草やらごみやら・・いっぱいくっつけて家の中へ。。。


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板間にも畳にも絨毯にも食卓のテーブル、ソファー、干して上げてきた布団・・・色んな所にあがって大惨事。
濡れているので、ブルブルっってやって、ゴミやら何やらも飛び散ってるし。
一カ所じゃなく、はるちゃん、、不快な状態から逃げても逃げてもついてくる?ということで、あっちこっちに。。。はー(>_<)
私も一気に血圧が上がり、頭が真っ白に。
こうなりゃ発想の転換。こんな時は、ブログにアップして、笑い話にしてしまおう!!
そう思ったら、何だか冷静になって笑えてきて、こりゃいい対処策だ。
そうじゃなかったら、どこから手をつけて良いか、なにがなにやらワケワカラン。。という惨事。
写真を撮ってたら、冷静になれました(^^;)。

ということで予定外の大掃除。ふき取れるものはふき取り、染みこんだ畳がすごくやっかいで、、歯磨き粉をつけた歯ブラシでごしごし。畳はもうネコちゃん達の爪研ぎ場と以前から化しているのでぼろぼろ、それに輪をかけてごしごししてめもうボロボロもいい所、うちの畳はい草のかたまりみたいです。ごしごしやってるぶらしにじゃれつく子もいるし、汚れの上を目の見えないゆきちゃんはぐるぐるぐるぐる・・汚れがひろがる~。。。


乾けば土。(実際は違いますが・・)
牛と共に生活してるとそう思えてきます。。(そう思いこむようにしてるだけ?)
ニオイも雑食の動物よりずっとマイルドです。

ある程度一段落してホっ。
洗えるものを全て洗濯、ちょっと開けた玄関の隙間からまだ汚れたままのはるちゃんが家の中へとびこんできて、またひがいが・・・。
すぐにとっつかまえて、お風呂へ。
ちょっとパニック状態のはるちゃんに本気で思いっきり噛まれ、ひっかかれ、こちらも本気です。

かわいそうに、はるちゃん、どうしたらいいか分からなかったんでしょうね。
たすけて~と、家の中に入ってきたのでしょう。。

生き物と生きていく。
どうかすると、自分も生き物の一つだということを忘れてしまいそうです。
きれいに。清潔に。。という風潮の中に、汚さ・臭さを排除してしまいますが、
時々、自分という存在の位置づけを思い出させるために、こういう事が起こるのかとも思います。
こういう一つ一つの積み重ねを経験した今では、数年前の子どもたちの幼少時に、もっともっと伸び伸びと子どもたちに接してあげればよかったと反省しか残りません。今からでも遅くないかな。
自分の孫には、おおらかに接してあげよう。きれいな子どもたちの方が、楽ですけどね(^^;)。。


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きれいになってほっとしているはるちゃん。
大変だったね。

こんな内容の中に書くのはとても不謹慎かも知れませんが、
福島からの汚染物質、
人間が不快に思う臭いや形状をしていれば、
自分たちから本気で排除していくように動けるのに、と、
汗だくで畳をこすりながら考えました。

以上、木曜日の出来事でした。


水曜日につくったモッツァレラ、縛ってぶら下げておいたらニンニクみたいな形に。
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上から見たら4つ葉のクローバーみたいでカワイイ。
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逆子!

お産!
今日もありました。

だんな様は、狩猟の免許更新の手続きにも必要なため、射撃場へ練習へ行ったため不在。
予定日より早く、破水した膜が白い筋になっていて、いつもと違う様子に、御義父さんが手を入れて確認。
足はあるけど顔があるべき場所になく、さかごだなあ。。と。
人間のお産と違い、エコーなどの映像でお腹の中が見られるわけもなく、確かな状態は分かりません。
逆子は、通常前足と頭から出てくるはずが、後ろ足から出てきてしまい、羊水に顔が残った状態でへその緒が切れて呼吸が始まってしまうと言うことで、羊水を飲んでしまい溺死という事態になる可能性があります。
ということで、人間の介助がない自然分娩での逆子はまず助からないそうです。
介助とは、引っ張り出すときにとにかく“一気に!”ということです。

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触った所メスだろう、念には念を入れて獣医さんに連絡。
すぐに到着して、早速引っ張り出しました。
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無事に助かって、メス!!!ばんざーい(^o^)!
いつも通りにお母さんの口元へ連れて行き舐めて貰い、
一輪車に乗っけて仔牛の寝床まで移動。

御義母さんが寒くないようにと、産着を着させてあげました。。ちょっと窮屈そうかな。。
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よくぞ無事に生まれてくれました。

親ウシへの栄養補給は御義父さんに任せ、初乳の搾乳はだんな様に残してお願いして一段落。

ネコたちも密かに応援していてくれたんでしょうか。
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チャボは相変わらずのどかに砂浴びをしていました。
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と、ホッとしていられない。
作業着に入れたキッチンタイマーとにらめっこで、2時間のチーズ発酵の最中でした。
家に戻って、大腸菌が怖いので、しっかりしっかり手を洗い、次亜塩素酸ナトリウムの希釈液で手を消毒して、ついでにタイマーも消毒して、チーズモードに。
酸度計と温度計が下がりすぎていないことを確認し、ほっとして、ph5.2まで下がるのを待ちました。
この数値次第で、チーズがのびーたり、とろけすぎたり、となってしまいます。

ph5.2になったところで、カードを取り出し、80℃のお湯の中でもみます。
すると、お餅のようにひとかたまりになって、柔らかく弾力を持ってきます。
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さらに練り、のびてきました。
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よかった。。今日も成功(*^_^*)。

農家製のチーズ、最近増えつつあるのですが、
中には、牧場のオーナーさん自らが作っているかたもいらっしゃり、
何十Lも鍋にかけて、急にその場を離れなければいけない状況なんていくらでもあることでしょう。チーズの製造工程において、酸度・温度・時間の管理が重要な要素なのです。
「お客だ」「お産だ」・・・と、本当に忙しい中、作っておられるということで、本当に頭が下がります。

no title


携帯から送信テストです。うちの敷地内で電波が入っているのがこの辺りのみ(T_T)
しかもひどい画像なんだろうなあ。

弟君、準優勝

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空手、子どもたち二人頑張っています。
10月28日には栃木の田沼(佐野市)に遠征。
みんなでマイクロバスに乗り遠足気分でおわらなきゃいいなぁと、試合に臨みました。
息子君は小学校1年生男子型で準優勝!
最近は型の試合で頑張っています。組手は敢闘賞。娘ちゃんも型・組手ともに敢闘賞。もう一息で勝てるというところで負けて涙していました。
頑張って悔しくて出てくる涙は宝物です。
よくがんばった!

カチョカバロ


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モッツァレラチーズをひょうたん型に成形し、ぶら下げたカチョカバロ。北海道の花畑牧場の生キャラメルのころに流行ったと思うんですが、モッツァレラは、熟成させないフレッシュタイプですが、カチョカバロはモッツァレラと同じ生地(パスタ・フィラータ)を成形し、2週間熟成させたものです。熟成庫は湿度が90%近く。
うちでは熟成庫と同じ環境をつくってあげられていないので、成形したらすぐにぶら下げてしまって乾燥させています。そのままぶら下げたものを料理に使ったり。
子どもは一番食べやすいらしく、おやつ代わりに食べています。


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ぶら下がってるだけで嬉しくなっちゃいます。

一歩前進


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半寸胴鍋を買いました。
直径30cm、13.9Lの容量。
今まで使っていたのが右奥の直径20cm。いつもこれで4L分の生乳を使い、チーズを作っていました。
遠近感がなんだかおかしいですね、、すごーく大きく見えますね。

4Lの生乳から、だいたい100g程度のチーズが4~5個できます。
1Lから1個を目安としています。

今では100%、成形できるようになりました。
ちょっと前まで、レンネットという凝固酵素をとかす際のお湯の温度が高過ぎということに気づかず、チーズのカードという牛乳の固まりにならないということを繰り返していました。気づいたときには何とも単純な理由でがっくり。。どれほどの生乳をムダにしたことか。
逆に、ちょっとした温度・酸度・時間・・・という単純な勘違いや、管理不足から色んな状態になる事も分かったので、逐一メモを取ることをおぼえました。

チーズの製造工程は、
 生乳→乳酸菌スターター投入→レンネット投入→カード砕断→撹拌・加温→
  ホエー抜き→加塩・型詰め・圧搾→熟成→完成 となります。

ほとんどのチーズが基本的にこの工程からできます。乳酸菌の種類、カードの大きさ、加圧の際の脱水の状態、熟成の期間や方法等々で、クリームチーズ、モッツァレラ、ゴーダ・・・と種類が変わってくるのです。
色んな工夫や冒険心から、自分なりのチーズができる可能性があるということ。
でも、今は、ぶれずに安定的にねらったイメージのものを的確に作れるということが一番大事。
情報も圧倒的に足りないのですが、その中で試作を繰り返しています。


お鍋が一回り大きくなり、最大12L分が一度に作れるようになりました。

ちょっと前は、ムダにする可能性があったので、量を増やすなんて問題外でした。
特に、今は、本業の酪農業の方で、たくさん搾っていた頃に比べて半分の乳量なのです。

3年前、本当に調子が良く、今の倍以上を搾っていました。頭数も多く、乳量が増える濃厚資料(トウモロコシ・綿実等々)をがんがん食べさせていました。2年前の夏、本当に暑くて、牛はバテ気味、粗飼料(乾牧草)と濃厚飼料のバランスが崩れ、足が悪くなり、立てなくなり弱ってしまったというケースが何件も発生してしまいました。繁殖も悪くなり、悪循環に。ということで、今にいたっています。
大きく反省しただんな様は、飼養管理を徹底して改善、牛にできるだけ負担をかけないように、乳量が不自然に増えることなく、濃厚飼料を減らし、種類を変え、長く働いてもらえるよう飼養管理を試みています。
御義母さんが「欲を出していいことはないんだよ。」と。
そんな中、お産ラッシュが続く年内は大事に大事にお産に向かわなければいけません。

さて。
おニューのお鍋デビュー。
倍の量、8Lでチーズを作りました。
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よしよし、いつも通りカードが固まって脱水も順調。
モッツァレラとさけるチーズとカチョカバロを作りました。

今度は12Lで作ってみよう。



仔牛は・・・

先日深夜に生まれたメスの仔牛。
元気です。

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牛らしい白地ベースの柄です。


お隣には、10月30日に生まれたF1のメスの子。
ホルスタインは後継牛となるメスで万歳!というのは先日書いたとおり。
この真っ黒なF1は、黒毛和牛として肥育牛となるため、この場合、雄が万歳となります。
ということで、市場で安く取り引きされるメスちゃんなのです。1ヶ月ほど経つと出荷です。
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予定日より早く生まれ、小さい。。イヌのような大きさで、かわいい。。かわいいんだけど、出荷予定。シビアです。

こちらも、出荷予定のホルスタインのオスくん達。
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現在8頭いる仔牛たちのうちうちに残る予定なのは3頭のみなのです・・・
酪農家は、母牛のおなかを空にせず次々にお産をさせる(理想は1年1産)、そしてその子が後継牛として残ることを祈って、繁殖に励むのです。
なかなか難しいのですが。
どうかどうかメスちゃん達をわが家に~(>_<)

えーちゃんと、おーちゃん

うちの動物達の中でおそらく最強と思われるあいがも。
ネコより断然強いです。
ネコがそばに来ると、首を下げて向かっていき威嚇します。
うこっけいやチャボは問題外。
牛の配合飼料を横取りして食べています。
でもよってくるので、カワイイです。
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御義母さんが拾った、出来損ないで排出されたえーちゃんの卵ちゃん。
2羽がきょうだいなためか、正常な卵の確率の方が低いのです。

こんにゃく

おじいちゃんの手作りこんにゃくです。
こんにゃく芋から育てて、作ってくれます。
子どもたちが大好きだからと、こんにゃくのきんぴらと柚味噌田楽にまで仕立ててくれます。
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シンプルなこんにゃく、美味しいですよ~

出産ラッシュ

先月より牛のお産が続いています。
年内にあと8件のお産が控えています。
10月の30日には朝と夜に2件のお産があったばかりです。

そして昨夜も。
寝る前に、「今夜、お産だなぁ」と、だんな様がつぶやく。
1時間後に目覚ましをセットして、夜の10時半に起き、そろそろだと牛舎へ。

仔牛の足の爪が2本分見えていて、もうちょっとだね、と準備を急ぐ。
消毒液入りのお水に、仔牛を引っ張るロープ。仔牛の寝床を準備し、まだかなあ、、と、親ウシ達のエサを寄せたり、糞尿をかきおとしたり(牛床にしちゃうので、お尻の下の溝へ落とす)してお産を待ちます。

いよいよいきみ始め、仔牛の鼻先と舌が見え、目まで出てきた所で、介助。
柱に繋いだ引っ張る器械を仔牛の両足に結んだロープにつなぎ、ギコギコと強い力で引っ張ると、つるりと出産。ばんざーい!メスです。最近連敗続き、、ホルスタインは後継牛の雌が生まれるとやったー!と、雄だと、どんよりです。(♂は1ヶ月後には市場へ・・・)

生まれるとすぐに仔牛の両手にロープをつなぎ変え、ずるずるとひっぱって母牛の口元へ。
まだぬるぬるでびしょびしょの状態なので、よく舐めて貰います。
冬にお産に気づかず産み落とされた牛が場所が悪くて凍死してしまうという事故もあり得ます。
なので、人間も一緒に古着などのウェスでごしごし拭いてあげます。

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奥でみんなが心配そうに見ています。
生まれてすぐに立ち上がろうとする元気いっぱいの子です。


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ある程度乾いたら、お母さんとお別れして、一輪車に乗せられて仔牛の寝床へ。

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落ちないように急いで~。ある意味、職人技です。

お産直後のお母さんのお尻、羊水の入った羊膜がぶら下がっています。
自然と胎盤と一緒に出てきます。
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すぐに乳を採り、PLテスターという検査薬で、乳房炎か否かをチェック。
液がヌタヌタになって緑色になったら乳房炎。
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今回は無事、4本の乳頭全て健康なお乳です。
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仔牛に飲ませるための初乳を搾ります。
仔牛が病気にならないように免疫力が上がるような抗体(ラクトフェリンやグロブリンなど)が含まれ、明らかに黄色い色をしています。
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この乳を36時間以内に飲むことで、こどもは健康に育つのです。自然の力はスゴイ!
そして、この通常の牛乳と成分が異なる乳汁は乳等省令によって6日間出荷できません。
しっかり抗生物質などの検査を合格して、牛乳として出荷されます。

真っ暗な仔牛の寝床ですが、、
温かい初乳を専用の哺乳ボトルに入れ、こちらで、仔牛にあげます。
本当は直接お母さんから飲みたいだろうけどなぁ。
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あとは、お母さん牛に、ビタミンドリンクと、カルシウムとリポビタンDのようなものを飲ませて、終了。
時計は0時半。
お疲れさまでした。

布団の上で、ネコたちが「どこいってたの~?」と寝ぼけてました。
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おみそ

今年5月末、初めて、味噌造りに参加させて頂きました。
お友達と7人で、実質3日の工程。
1日目、米をとぎ、一晩水につけておく。
2日目、麹作り。水切りした米を天地返しながら蒸し器で計40分蒸す。
    敷き布にあけ、さました後麹菌をまぶす。そして発酵機に入れる。
3日目、大豆を大釜で煮立て、灰汁を取り、圧力釜に移し、熱し、蒸らす。
    圧を下げ、ざるにあけてさまし、麹と塩を混ぜておいた物と大豆をよく混ぜ味噌すり機にかける。
    たるに詰める。

麹作りから経験しました。普通は、麹は味噌やさんなどから買って作るそうです。
今回は、できあがり約56kg分、ということで、発酵機や味噌すり機など、うちではない機会を使っての工程でしたが、何しろこのような機会はめったになく、貴重な体験をしました。
少量だったら自分でも台所でできるということで、、いつかやってみたいです。

みんなでわいわい作る楽しさと、
ありがたい保存食を自分たちで作れるんだという感動と。

とにかく手間がかかります。
でも、ゆったりとした気分で、時間に身をゆだねて手作りをする悦びを何だか久々に味わった気がしました。
買えば簡単で安くて早いけど、時間をかけて丁寧に作った有り難い食材を、大事に頂く事は、大切なことだなあ。

そんなこんなで、今年の夏は、らっきょもたくさん仕込んだし、梅も楽しんで加工しました。不思議に億劫じゃなかったんですよね。。

さてさて、通常おみそは寒仕込みといって、1月から3月仕込みが主流です。
雑菌が少なく、発酵もゆっくりすすみそのタイミングと季節の温度変化が自然と味噌の醸造にうまく働くためです。
でも、5月仕込みもなくはない、思い立ったが吉日と言うことでの今回の味噌造り。寒仕込みより発酵が早かったりということを念頭に、自分で管理し、育ててあげれば(色づき具合などのからの判断で、保管場所を移動したりする)美味しいおみそになるとのこと。

とはいえ、なかなか判断がつかず、
10月の17日に天地換えをしました。
たるの周りのビニールに少々のカビがあったものの、おみそは極めて健全。
初めての香りと、色に、悦びを感じ、いざ味噌玉をつくる。

空気に触れさせて、熟成を促進させるのが目的ですが、
8kgというあまり多くない量と、また入れ替えた大きなビニールがネックで使い勝手が悪くなるのもいやだったので、小分けにして呼吸ができるようにふたを開けた状態で、ジップロックに入れました。
それを再び味噌樽へ。

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お味は。
娘はいつも食べてるおみそより美味しい~と、おみそ汁を喜んで食べています。
もう少し、お塩が馴染むのを待った方がよいので、それはおみその熟成の楽しみがあるというもの。

決して安い物じゃないですが、子どもの舌には記憶として残ることでしょう。
何よりも何を使っているのかが分かって、安心して頂けるのが嬉しいです。


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